日記輪行

しまなみ海道サイクリング DAY 3

旅の最終日、朝早く起きて「大山祇神社」に足を運ぶ。

境内の御神木は、大山積大神の子孫「小千命」によって植えられたと伝えるもので樹齢は2600年あまりというから驚きです。

多々羅大橋を渡り生口島へ

趣のある瀬戸田の街を散策した後「cafe VIA shimanami」へ。

しまなみ海道をイメージしたサイクルウェアなどが販売されていてスタッフの方もとても親切でした。

因島では往路で立ち寄るのを忘れていた「はっさく屋」に行こうと思っていたがまたしても青空の下を気持ちよく走り抜けてしまい気がつけば向島に渡っていました。

引き返そうとも思いましたがまた次回のお楽しみにしておく事にして「後藤鉱泉所」に行ってマルゴサイダー。

サイダーを飲んでいると来春3月末で廃業するという「福本渡船」の事を思い出しました。
手漕ぎ船の時代から続けてきた135年余りの歴史を持つ福本渡船。

無くなってしまう前に乗っておこうと乗り場に行き、係の人に料金を聞くと「70円」と言うので驚きました。
駅前から出ていた渡船は、100円プラス自転車代が10円で110円だったのです。福本渡船は大人60円で自転車代が10円。
それでは厳しいだろうと思いましたが地元の人は、毎日のように利用するのです。
簡単に値上げする事は出来ないのでしょう。

複雑な思いで乗り場に立ち、尾道からやってくる渡船を待ちました。
渡船がつくと学生たちが飛び出すように降りてくる風景は、いつ見ても感動します。
尾道に着き、商店街をそぞろ歩きます。

何とも味のある小径がいくつもあり何度行き来しても飽きません。
お昼は、十数年前にふらりと入ってその美味しさに感激した「みやち」へ
人気の(天ぷら中華)を頼みましたが変わらない美味しさでした。

食べ終わるとご主人が自転車に乗る仕草をしながら「これで来たのかい?」と声をかけてくれました。
体調を崩されて休業されていたようですが復活したという「みやち」いつまでもお元気で!

海ベリに行くと地元の人や観光客の人たちが海を見ながら楽しそうに談笑しています。
いかにも尾道らしい風景。
椅子やテーブルも至る所に用意してあるのも人に優しくて感心します。



海運倉庫をリノベーションした「ONOMICHI U2」などを見て回る内に帰りの新幹線の時間が近づいてきました。

念願だった(しまなみ海道サイクリング)天気にも恵まれて素晴らしい体験が出来ました。
正直いってしまうと小径車では走力的に厳しいものがあったので次回は、ロードバイクで来たいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です