トレーニングアシスト
今日はPIONEER(パイオニア)が提供する新たなサービス
「トレーニングアシスト機能」の講習会に行ってきました。
利用する基本的な流れとしては
2) WIFI環境化でSGX-CA500へ作成したトレーニングメニューをダウンロード。
3) SGX-CA500の指示に従ってトレーニングメニューを実行。
4) WIFI環境化でログをサーバーへアップロード。
5) CYCLO-SPHEREへスマートフォンでアクセスしてトレーニング結果を確認。
といったところです。
なので、この機能を利用するためには
最新のファームウェアにアップデートされたSGX-CA500と、スマートフォンとWIFI環境が必要です。
SGX-CA500にはWIFI設定も済んでいる必要がありますね。
PIONEERのサイトでは利用するためにはiphone6シリーズ必須みたいな記載でしたが、確認したらOS/Android、ブラウザ/Chromeの環境でもまず問題無く動作するようです。
スマートフォンでCYCLO-SPHEREにアクセスして、右上のメニューボタンをタップすると
メニューの中に「トレーニングアシスト」という項目が追加されているのでタップします。
メニューは大まかに分けて3種類
1、トレーニング入門
パワーメーターは使わない、心拍・ケイデンス等を目安にしたトレーニングメニュー
2、パワートレーニング入門
パワーメーター(POWERTAP等他社含む)を使用し、ワット数を基準にしたトレーニングメニュー
3、ペダリングトレーニング入門
ペダリングモニターセンサーを使用し、ベクトルの解析を元にしてペダリングのスキルをトレーニングするメニュー
に分かれています。
まだ全てのメニューは完成しておらず現在利用できるのは一部ですが、7~8月までには全てのメニューを公開できるよう鋭意作成中ということでした。
試しにパワートレーニング入門をタップすると数種類のメニュー概要が表示されます。
タイトルに下には「メニュー」ボタンと「リザルト」ボタンが有り、既にメニューを行ってログをアップロードした後だと「リザルト」ボタンもアクティブになって結果を確認することができます。
「メニュー」ボタンをタップすると、メニューの設定画面になるので、必要な数字を入力して「メニュー作成」をタップするとサーバー上にメニューが記憶されます。
後はWIFI環境化で、SGX-CA500上「メニュー取得」操作をするとトレーニングの準備は完了です。
SGX-CA500の操作方法
「メニュー」にしたがってトレーニングをする、ということに慣れていない方は、恐らく最初はメーターとにらめっこになってしまうと思うので、実走ではなくまずはローラー台で始めることをおススメします。
まだ始まったばかりのサービスで、メニューの選択や基準となる数字(ワット数、継続時間等)、結果の判断はユーザー任せなのでトレーニングアシストというには物足りない部分もありますが、これから計画作成や達成度管理の機能などもどんどん追加予定とのことでシステムとして非常に楽しみです。
せっかくメーター・センサーを導入したものの、どう活用して良いか分からないというかた向けの「メニューに従ってトレーニングを行う」入口としては現段階でも面白いと思いますので是非試してみて下さい!