リム・スポーク・ハブそれぞれのパーツで手組用に長年定評のあるDT SWISSですが、その技術を生かして数多くの完組ホイールもラインナップしています。
今回ディスクロード用の軽量ホイール「ER1400 Spline db 21」をご購入頂いたお客様から元々付いていたホイールと比較したインプレが届きました。
元々は3T DISCUS PRO C35(前後で約1,800g)のホイールをお使いだったのですが、やや重さを感じるということで、(1)より軽量で、(2)リム幅はC19程度で太いタイヤが使えて、(3)センターロックローター対応、(4)出来ればストレートスポークで、(5)コストパフォーマンスが良い、という条件を満たすホイールとしてこのホイールをご提案しました。
早速装着してアップダウンに富んだ宮ケ瀬周辺のコースをロングライドしての感想は、、、
結論から言うとやっぱり「軽さは正義」でした。そしてホイールの軽さと28Cタイヤの安定性の良いとこ取り。
漕ぎ出しがが軽く、ストップ&ゴーの多い市内走行では前のホイールとの違いがはっきり出ました。
20キロ巡行からの加速でも軽さを実感出来ます。ヒルクライム時ではギア1枚(以上)は違います。
シッティングでクルクル回す際も、ダンシングで回す際も、脚にホイールが回転するトルクを感じます(意味が伝わるかな)。実はER1400にして一番感じた違いが「取り回しの良さ=安定性」です。
前のホイール3T DISCUS PRO C35のどっしりとしたハンドルの振りの重さがなくなり、軽いハンドリングながらも28Cタイヤによる安定性はそのままなのです。
走っていて軽すぎず重すぎず、ハンドリングが素直になって運転しやすくなった、というのが一番の印象です。街中でもダウンヒルの時でも思ったままに曲がってくれます。一昨日は「硬いかも」と言いましたが、硬くはないですね。
路面のショックの受け止めとしてはリム高が高くてスポークの短い3Tの方が硬いかもしれません。以上かなりプラシーボ効果が発揮された、的を得ていないインプレだと思いますが、
同じコースを今まで何回も走っていて、昨日の平均速度が一番速かったことは事実です。
ということで、大満足のニューホイールでした。
お渡しする前にホイール重量を実測してみたらリムフラップ込みで前後1,485gとかなりの軽さでした。それでもリムの設計がしっかりしているのでスポークテンションは高く張れておりホイール全体で剛性は保った良く進むホイールになっていると思います!