TOUR DE 沖縄2010 レポート

Racing CUBE 青木峻二

市民レース210km 第10位 タイム:5時間37分51秒

スタート~本部半島

スタートは、いつも通りゆっくりと並んだら一番後ろだった。スタートは、街中をパレードスタート。400人以上というすごい大人数でのスタート。ゆっくりと本部半島への道へ出て、そこからペースアップ。

坂の手前や道が狭くなるところで、集団は止まりそうなくらい詰まる。たまに落車もあり、走りにくいので、無理をしない程度に前のほうに出る。

今帰仁あたりからは、前のほうで走っていた。逃げている人も見えたけど、周りが特に焦っていなかったこともあり、落ち着いていた。

仲尾~与那(普久川の前)

仲尾を過ぎてからは、先頭がすぐに確認できるくらいのところを走り続けた。周りを見ると、イナーメ・オーベスト・ナルシマなどの有名チームの人がたくさんいた。普久川の上りが近付くにつれ集団の前方に有名選手が集まりテンションが上がってくる。自分は、坂が苦手なので前のほうで上り始めようと思っていたのでかなり前でキープ。

ここでは、アミノバイタルゼリーを1つだけ食べた。

普久川の上り1回目

上りが始まると高岡選手・森本選手・西谷選手らがペースを上げる。先頭から離れないような位置で我慢する。一度勾配が緩やかになるあたりで少し離された。篠崎選手がすぐ前を走っていて、付いて行った。頂上を過ぎて篠崎選手について下る。下りきって補給をもらう手前で先頭に追い付いた。

補給は、水を1本取る。

普久川~与那

集団を確認するとかなり脚がありそうな人ばかりが20人ほど。集団の中にはこのまま行けるという雰囲気があり高速巡行が始まる。上りでは森本選手・西谷選手が引っ張る。平地と下りでは、篠崎さん・ナルシマの選手を中心にローテが回ってかなりスピードが上がる。自分も最低限のローテには加わる。そのおかげで、普久川の上りまではすぐだった。

また、この区間は、補給を取ることを考えて走った。食パン2枚とアミノバイタルゼリーと梅丹の補給食を食べて普久川の上りに備えた。

普久川の上り2回目

上り始めると1回目と同様にペースが上がる。強い人たちは、ダンシングをうまく使って力強く上っていく。平坦になるところまでは何とか付いて行ったが、そのあとで少し遅れた。何とか前に追い付こうと頂上付近で無理やりダンシングでペースを上げた。

下りでは、コーナーを攻めて踏みまくって補給所の手前で前に追い付く。

普久川~慶佐次

周りを確認すると10人ほどに集団が小さくなっていた。このまま行ってくれれば。と思いながら下る。普久川の上りでかなり脚を使っていたので、梅丹の補給食で回復を試みる。

高江に向けての上りで再びペースが上がる。すでに脚がいっぱいで、前を確認することもできない。それでも、何とか付いていこうダンシングをした瞬間に脚が攣ってしまった。そこからは、我慢で回すが到底追いつけそうにない。チームキッズの選手と少し走るが、付いていくことができない。

しばらく走ると奈良選手がパンクでホイール交換をしていた。1人で走るよりはしっかりと走れると思い、奈良選手をゆっくり走って待つ。そこからは、奈良選手にペースをつくってもらい坦々と走り続けた。上りでは脚が死んでいたため付いて行くのがやっと。下りと平地では、いいペースで引くことができたと思う。それでも、前の集団に追い付くことはできなかった。途中でチームキッズの選手を吸収して3人で走る。

余談だが、高江から平良に向かうあたりは、走っていて気持ちがいいところ。特に、下りで前に海が見えるところは最高に気分がいい。すごくきれいな海が眼前に!!コースの中で1番好きなところ。

慶佐次~大浦

慶佐次の補給ポイントで水とスポーツドリンクを取って回復を心がける。

慶佐次からは、新コース。金曜に試走していたからわかってはいたけど、脚がない状態ではかなりきついアップダウンが続く。奈良さんのペースに合わせて坦々と走る。前からおちてきた人を1人吸収して、他のクラスの人を引き連れてけっこう大きな集団になってた。

大浦~川上

大浦からは、ダムに向けて上り。ここでは、脚がだいぶ回復してきていいペースで走れた。と思ったら、そうでもなかったようで、ダムの脇の上りで後ろからジャンプしてきた篠崎選手・清宮選手らのグループに捕まった。

下りでは、10人くらいの集団になっていた。

川上~ゴール

最後の緩やかな上りでアタックがかかり、それについて行ったら4人が抜け出す。4人で協力してゴール前まで行く。ここでは、なんだか脚がすごく調子良くて引きまくった。

ゴール前では、清宮選手がうまく抜け出して先着。

自分は、脚がいっぱいでスプリントなどはできず3番手でゴール。