12月に入りかなり冷え込んできましたね。
その寒さの中快適に走れるかどうかは、アウターウエアよりもインナーウエアに有ると思います。

冬は走り始めこそ寒いですが、体が温まってくると汗をかきます。
その汗をインナーウエアが吸ってしまい体にまとわりつき、運動強度が下がったとたんに体が冷えてしまうようでは、何のためにインナーウエアを着ているか分からなくなってしまいます。

暖かい着心地が売りのインナーウエアはいろいろな種類が出ていますが、夏素材のように汗を素早く発散させる機能を持ち合わせてものはなかなかありません。
大抵は体が温まってきてもそのまま暖かい着心地が持続し、汗をどんどんかいてしまいます。
冬用のインナーウエアを着て冷えるのが嫌で、Dryを着るまでは冬でも夏用のインナーウエアを着てました。

この「Dry ウインドシリーズ　ベスト」の特徴を一言で表すと”暑くなりすぎない”ことです。
全体にはメラクロンという素材を使用しています。
この素材はソフトな肌触りと抜群（脱水機にかけるとほぼ乾いているほど）の速乾性です。
さらに前面から肩口にかけてはウインドテックスという防風・防水性に優れた素材を組み合わせています。

そうすることにより、前方からの冷たい雨風はウインドテックスで防ぎ、背中からの熱はメラクロン素材が放出してくれる、という理想的な形になります。

その効果を実感できるのはやはり峠などの下りです。
登りで暖められた体も下りで汗とともに冷やされるところですが、これを着ていると風を遮っているのが明確に分かります。
また汗を吸って張り付くような感じもしません。

予算が許せばベストタイプではなく、ジップドハイネックも良いと思います。

首周りもウインドテックスになっています。長袖部分はメラクロン素材です。
首周りが覆われているのは寒いときにとても助かります。
ただしその反面運動強度が上がると暑苦しく厄介になるところですが、これならジッパーを下ろして体温調節ができます。

1枚持っているととても重宝する商品です。

CycleCube価格
ベスト：7,510円
ジップドハイネック：11,210円